洲珠乃日記(すずない)

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アグリアニコイ・ペレクフォロイについて

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英:Agrianai Pelekephoroi(Agrianian Assault Infantry)
日:アグリアニコイ・ペレクフォロイ(アグリアニア突撃歩兵)​

歴史
アグリア人はトラキアの影響を強く受けたイリュリア系の部族です。彼らはマケドニア王国から積極的に取り立てられた為、マケドニア北部に居住しています。軽業や登山能力が非常に優れていることで有名で、極めて気性の激しい部族として知られています。彼らは長年にわたってマケドニアで採用されてきたため、ガラリア人の大規模な侵略から守るためにマケドニア王は彼らを使い続けました。彼らは殆ど鎧を着けておらず、2枚(ダブルスと書いてあるが2重なのか2枚なのか分からない、2枚ならおそらく前後だろうか)の小さな胸当てとギザギザの岩から足を守るためのボール(椀)状のものと向こうずね当てを装備している。彼らは短剣と斧がくっついた特殊な斧を持っており、登山用具としても使えるため使い分けている。短剣の方は長く作られており、登山用のスパイクや近接武器として使える特殊で優れた形状になっている。これらの武器を元に彼らは高度な武術を持っていたとされ、彼らはトゥレオイ(英:thureoi){おそらくトゥレオス(英:thureos)の事}にアティック兜と投槍を丸めてまとめ持ったとされる。アグリア人は他の民族よりも遠くに投槍を投げることで有名でもあった。彼らは最高の強襲歩兵であり、投槍、速度、斧を使用して戦う恐るべき歩兵です。彼らは戦闘狂乱に陥る熱狂的な兵士で、自分たちよりも装甲された敵部隊と渡り合うことが出来ます。彼らはマケドニア王国で利用できる最高かつ最速の歩兵の一つなのです。

アグリア人はアレクサンダー大王の征服行に従軍し、ほぼ全ての主要な戦いに参加しています。彼らは熱狂的に忠実で、彼の最高の攻撃部隊(ロープや引っ掛け鉤を放り投げて急な斜面にスパイクをつけたブーツなどの専門機材を使う事が出来た)として使われました。彼らはマケドニア王の下で熱狂的に戦い、この伝統を守り続けました。


備考
ゲーム内での話
元々中途半端な能力のユニットなのに使い勝手が分からなくて困っていたマケドンユニット、それがコイツだ!見た目から強力なユニットのように一見思えるところが罠だ。装備は見た目通り斧と投槍の二つで、ホプリタイに比べては強力な突撃を行えることがこのユニットの利点である。

戦闘の結果以下の事が判明
1.剣に弱い
2.槍に強い
3.騎兵に微妙に弱い
4.思ったほど突撃が強くない
5.足が速くて急速展開可能
6.スタミナが高いおかげで移動に特化
7.射程47.3m

これから言えるのは槍に対する強襲部隊であること、危険な戦線への一時的な戦線維持の為の予備兵力である事が分かる。特に注目するべきは剣と槍の関係で、最低な事にアコンティスタイ、ペルタスタイ、トクソタイといった支援部隊の剣にも負けてしまうことと、ホプリタイのような槍ユニットに対しては非常に有効な部隊であることだ。特にギリシア圏での敵はホプリタイが多いが、早々にギリシアを押さえてしまうと活躍しにくい。また、サブウェポンに剣を持っている部隊にも、武器を持ち替えられた瞬間に弱くなるという悲しい面も持っている。思ったほど突撃が強くないのは騎兵と違い浸透しないからで、横展開を広く取ればそれも解消される。ただそんなに横長に展開した敵には中々出会わないし、大抵の場合横長に展開しているのは支援系であり、活躍できないことが多い。

つまり使い所が限られる部隊で、敵に槍系の武器を装備した部隊が少数であるのならば、連れて行かないか少数で十分事足りる部隊であり、トゥレオフォロイとどちらがいいのか非常に悩ましいユニットである。

新しく判明した事として、ゲーム中ではペルタスタイと同等に近い能力であり、特に攻城戦では劣勢になりやすい。