洲珠乃日記(すずない)

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ホプリタイ・ハプロイ

ホプリタイ・ハプロイ(英:Hoplitai Haploi)


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Rome:Total War-Europa Barbarorum-より ホプリタイ・ハプロイ(徴集ホプリタイ)


■歴史的考察
ホプリタイ・ハプロイは市民の中でも貧民層から徴集されたホプリタイの事である。ゲーム中でもよく登場するこの部隊はホプリタイの下級部隊として登場する。だが、ゲームだけでなく歴史的にはどうだったのかを考察してみよう。彼らの装備はホプリタイとは違い貧民層の中でも少し上位の部隊だと考えられる。理由としては貧民層であるプシロイに属していたとしても、盾と槍を用意することが出来ているからだ。むしろホプリタイの前身は彼らホプリタイ・ハプロイであり、後に装備が発展して登場した最新の装備である青銅の武具に裕福層は身を包んだのではないだろうか。戦場ではホプリタイの第二陣として後方にあり、場合によって側面や敵の一部隊を牽制する役割をになっている。また、彼らは貧民層とは言っても平民との差が微妙であり、何よりもホプリタイ自身が民兵であるため同じ戦闘に参加するハプロイと言えど厳しい規律、精神を備えた精強な兵士であった。むしろ装備が軽かった為に後に登場したペルタスタイやトゥレオフォロイのように機動性に富んでいた為、ホプリタイと違って側面などへの機動作戦を実行するのに優れていた。彼らは自らの耕した畑や国家を守るために戦闘に参加した愛国心あふれる優秀な兵士として参加した。

※ハプロイの意味は不明 英:haploidの元になったギリシア語だと思われる。


■武器と任務
重い槍、盾、兜をつけているが胸甲などはなく間接攻撃には弱かった。彼らは戦いの間第二線としている場合が多く、必要があれば側面移動や援護があれば敵の攻撃を受け止め牽制するのにも十分耐えた。