洲珠乃日記(すずない)

気ままな更新とサイドカーやゲームのブログ

EBの説明 その1

今回はEuropa Barbarorumの基本的な説明をしようと思います。

Europa Barbarorum(略:EB)を初めてプレイした人は元のRTWと変更点が加えられていてプレイしにくいと感じた人もいるのではないだろうか?建築物、生産可能なユニットは地域、勢力でまったく違っているのが最大の特徴に思える。


■政庁など建築物の等級について
このMODでは建築物の建設条件があったり、建築物の等級も存在している。特に、道路を建設するためには植民地か属州の建物を建築しなくてはならない。これが分からずに道路をどうやって建てればいいのかこの時点で迷ってしまうほどだ。

等級があると上では記載したが、それではどのように等級に分かれているのか?

高1―2―3―4―5低


このように基本的には五段階に分かれている。
一応6もあるようだ。

ともかく、一応例として記載しておくと
・植民地の建物 等級3 建築ターン3
・従属地域の建物 等級4 建築ターン1
となっている。

植民地では特に首都から近い地域を選択すると使いやすい。従属地域ではかなり高額な騎兵などが生産できる場合がある。この騎兵を生産すると、一族以外の将軍を雇用することになるが、制限も設けられている。従属国の将軍という事で、従属地以外での統治には将軍の能力が邪魔をすることになる。だが、従属地にその将軍を配置した場合には従属地の代表としてその将軍を認めることになる。したがって統治しやすくなるのがその特徴だ。逆に一族の者が従属地にいると反感を買うだろう。

●等級の説明
・一等
これは説明するまでも無く本国地域である事を意味している。
建築物も殆ど建設できるが、本国ゆえに地方兵舎の建設は途中でとまり、また建設しても部隊を徴募できない事が多い。

・二等
準本国地域という事になる。
特に一等との差はなく、建築物の範囲もほぼ同じである。

・三等
植民地で四等と二等の間の物。
数字から言っても間なのだが、建築物も二等に比べると微妙に制限されている。

・四等
従属国地域で最下位。
建設には制限がかなりあるものの、領地をその地の出身者に任せる事で住民の反発をかわす事ができる。


■同じ建築物が?
各勢力ごとに植民地や従属地域の建物の建築物画像が違うことに気付いた人もいると思う。(同じものもある)
例えば
イメージ 1 イメージ 2
左はローマ、右は東方系の等級3の植民地の画像だ。たまに占領した領地で、複数の勢力の占領政策系建築物を見かけることがあると思う。これらは1%でも損傷している場合にさらに建築することが出来る。
自分の領地が占領されてCPUが2個目の占領政策を建築したりするのだ。これはプレイヤーにも言えることで、少しでも損傷した占領政策の建築物があると新たに建築するか修復するかを選べる。この時、建築と修復を両方して、例えば初めの占領政策の建築物を2つ建てたとしよう。一つは損傷している。だがターンが明けるとそのどちらかしか完成していない。優先度は生産キューに初めに入っている方が先に完成される。つまり2倍のウハウハ効果は狙えない訳で、残念だが新たに建築するよりは補修した方が金銭的にいいのかもしれない。もちろん文化的な-影響は残り続けるが…。


■建築の条件
基本的にこう分かれていると思えばいい。政庁4等を建設すると建築に一定の限界がある。しかし、政庁3等を建設すると殆どすべての建築が可能になる。後は何かの建築物を建設したらそれが建築できるようになる。政庁4等では地方兵舎を最大まで拡大できるが、その他の建物の拡大が制限される。政庁3等では地方兵舎が制限されるが、代わりにその他の建築物が拡大出来る。

建築物表 色分けありこちらに詳しく色分けした画像を載せています。


■政庁の有利と不利
●政庁4等の有利・不利
有利
・地方兵舎を最大まで拡大できる
・従属国の将軍を雇用して統治させると非常に領地を安定して統治しやすい
・勢力によって異なるがこの建物で部隊の経験値が+1される事がある

不利
・一定の限度建築物にあるのがこの建築物の不利になる
・一族の統治者がいると都市の不穏度が上昇する


●政庁4等以上の有利・不利
有利
・広範囲の高レベル建築物が建築可能になる
・一族の統治者が統治可能
・4等と違って貿易品が増える

不利
・従属国の将軍がいると不穏度が上昇する
・地方兵舎が一定の段階で建築出来なくなる
・4等で得られる部隊の経験値+1が手に入らない


■政庁の扱い方
これはプレイヤーのスタイルでどうにでも変えられる。が、一応書いておく。
まず、占領した土地は政庁4等の従属国にし、従属国の将軍を雇用する。これによって領地を安定させやすくなり、将軍は従属地での能力が上昇するようになっている。都市が拡大するか地方兵舎を必要なだけ拡大させてから、政庁4等を破壊する。その後政庁3等以上の物を建築して都市建築を上昇させる。その後また政庁4等に戻してもいいし、そのままでもいい。


■将軍の能力
EBでは将軍の能力が大きく変わっていることに気付くだろう。
まず性格が追加され、その内面についても特徴として追加されるようになっている。
例えば、行動面[鋭敏/カリスマ/活発] 内面[利他的/楽観的/忠義]
このように分かれている。
これによってその将軍の成長力や、以後につく能力の程度を決めることになる。また、支配地域に建築した従属かそれ以上の植民地や同盟都市などで入れる将軍と入れない将軍とが分かれている。これは上記に記載してあるのを一部コピペして更に付け加える。

従属地域ではかなり高額な騎兵などが生産できる場合がある。この騎兵を生産すると、一族以外の将軍を雇用することになるが、制限も設けられている。従属国の将軍という事で、従属地以外での統治には将軍の能力が邪魔をすることになる。だが、従属地にその将軍を配置した場合には従属地の代表としてその将軍を認めることになる。したがって統治しやすくなるのがその特徴だ。逆に一族の者が従属地にいると反感を買うだろう。[妨害者]という特徴が追加されることになり、その都市の不穏度を上げる能力が追加される。これはターンが経過する事に上昇して統治しにくくなり、最終的には反乱という事態に至るだろう。


■称号や総督
称号は、ある一定の領地を占領するとつくことが多い。
例えば[アフリカヌス][ガリクス]などだ。
変わって総督は政庁3等以上の領地に一族の将軍を配置すると従者が追加される。
例えば[サルディニア・コルシカ総督][アフリカ総督][近ヒスパニア総督][遠ヒスパニア総督]
などだ。
ついでにこの総督の従者を所持していると能力に[総督]というのが追加される。
また、この総督を獲得してから政庁4等に切り替えて従属国の将軍を配置し、この総督従者を渡すと従属国の将軍だが総督になれる。
その方が統治しやすい事の方が多い。

[サルディニア・コルシカ総督]
サルディニア島(sardin)カラリ(karali)

[アフリカ総督]
ビュザケナ地域(Byzavena)アドゥルメト(adrumeto)

[近ヒスパニア総督]
エデタニア(edetania)地域アルセ(arsé)


今はこの辺りまでしか判っていない。