Brütsch Mopetta (ブルッシュ・モペッタ)
Brütsch Mopetta (ブルッシュ・モペッタ)
この愛くるしいスタイル、それに比してこのおじさんと服装の渋さのマッチで一目惚れしてしまいました。
この車両は下の画像にあるように三輪の車両で、エンジンは原付きバイクと同じで最高速度は約50キロ、車幅が一人なので軽自動車の半分と小さく、戦後不況の中作られた希少な車両です。完成台数は14台と元々モーターショー出展の為に作った為に少なく、また今では一般的な四輪自動車が普及したことで作られたドイツでも所有者が少ない車両となってしまいました。下の動画を見れば大きさは歴然、性能も現代では通用しそうにありませんが、この愛嬌は今の車両には感じられません。エンジン始動にはスターターロープを引っ張るタイプで、しかも搭乗してからも引っ張れます。ハンドルは自転車のトンボタイプで、アクセルバーはバイクと同じシステムを採用し、ミッションバイクと同じ操作方法で運転します。
詳細を詳しく書くと、
この車輌はIFMAというドイツで開催されるモーターショーに出展するためにEgon Brütsch (エゴン・ブルッシュ)が開発した車輌なのでした。彼は一晩でこの車輌のプロトタイプを完成させ、秘書を乗せて写真を撮ったりしました。車輌はグラスファイバーで出来ており、機構は下の写真のように三輪なので本来の意味であるオート三輪です。
この車輌はIFMAというドイツで開催されるモーターショーに出展するためにEgon Brütsch (エゴン・ブルッシュ)が開発した車輌なのでした。彼は一晩でこの車輌のプロトタイプを完成させ、秘書を乗せて写真を撮ったりしました。車輌はグラスファイバーで出来ており、機構は下の写真のように三輪なので本来の意味であるオート三輪です。
又、注意として本車輌が水に浮いて走行可能なように撮影しているものがあるようですが、実際にはほんの数センチ程度の深さにしか入れないとの事で注意が必要です。
こちらは当時のパンフレット