洲珠乃日記(すずない)

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ローマについて

この記事ではローマの解説を行おうと思います。


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■勢力概要
言わずと知れた共和制ローマのキャンペーンです。
この物語は紀元前272年、ローマがイタリア半島の統一する寸前からの開始となります。当時ローマは後の宿敵になるカルタゴと同盟を結んでおり、変わってエペイロスとの戦争状態にあります。エペイロスの王ピュロスは、当時ローマと反目していた南イタリアの都市タラスが莫大な報酬を約束して招いた人物でした。こうした理由でタラスをエペイロスが領有している形になっています。また、それよりも以前からケルト人の襲来に悩まされてきたローマは、初めからアエドゥイ、アルウェルニといったガリア勢力と戦争状態にあります!大国や優秀な軍隊を持った国に囲まれたローマは正に四面楚歌の状態にあります。また、非常に残念なことにイタリア半島では鉱物の確保が非常に困難であり、軍団を外征させて獲得するしかありません。初めに獲得するのはギリシア系諸都市のRhegion(レギオン)が理想ですが、ここには鉱山が一つしかなく、理想的な鉱山とは程遠い存在です。近くにある鉱山はイリュリア半島にあるSegestca(セジェスティカ),Dalminion(ダルマニオン)の両鉱山が非常に豊富な鉱物資源を産出します。しかしギリシア諸都市と近く、特にエペイロスと国境を接することになるため非常に危険な状態になるかもしれません。もう一つはイベリア半島の豊富な鉱物資源ですが、こちらもアエドゥイ、アルウェルニ、ルシタニ、カルタゴといった敵対勢力との戦闘を余儀なくされるでしょう。

あなたはこの民族を率いて立派な国家を打ち立てる事が望まれています!



■ローマの改革について
ローマの軍制改革は三段階に分けられている。

■ポリビウス期
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少なくとも紀元前241年には北イタリアとシチリア島の領土を確保しておく。
北イタリア:このうちの2つ(Segesta, Mediolanum, Patavium, Bononia)
シチリア島:このうちの2つ(Lilibeo, Messana, Syracuse)

紀元前210年までこの状態を続ける。

○備考
新しくカミルス期のユニットがポリビウス期に変わる、新しいユニットが追加される。しかし、それには兵舎がアップグレードされないといけない。兵舎がアップグレードされるまでは、前のカミルス期のままになっており、ポリビウス期登場後もカミルス期の生産が可能である。

以下の兵種がポリビウス期になるか追加される。
ハスタティ 歩兵
プリンキペス 歩兵
トリアリィ 歩兵
エクイテス・ロマーニ 騎兵
エクイテス・カンパーニ 騎兵
ウェリテリス 散兵

以下の兵種がなくなる。
レウェス 散兵



■マリウスの軍制改革
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少なくとも紀元前172年に、6つのラティフンディウム(大規模奴隷農園)の建設。
最低でも45の都市を所有していること。
また、250戦以上戦う。(要らない模様)

以下の特徴を持っていること
Sharp/Charismatic/Vigorous (鋭敏/カリスマ/活発)
Popularis(民衆派)
Consul or Ex-Consul (執政官または元執政官)
Has Influence > 2 (威光2以上)
Has Command > 2 (指揮2以上)
OR (または)
Conquer 90 settlements. (90以上の領地を持っていること)

○将軍に特徴が追加される
・特徴
軍制改革提案予定者

・内容
この男は、無産階級がローマ軍に加わることを認める一連の法律を提案する予定になっています。長年の兵役のお返しに、あらゆる兵士は一種の年金として土地を与えられます。

○備考
軍制改革によってポリビウス期、カミルス期の兵舎が損傷している。(修復可能、その後再訓練可能)

●改革によって以下の兵種が追加される。
アンテシグナニ
コホルス・エウォカタ
コホルス・レフォルマタ
プリマ・コホルス・レウォルマタ
ウィギレス
ウーヌム・タレントゥム・バリスタ
トリギンタ・ミナイ・バリスタ
カタパルタエ
スコルピオネス

●改革によって新たに船の種類が追加される。
リブルネ艦隊、天幕付きリブルネ艦隊





帝政ローマ
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未確認の為未記入


■ローマ改革の時期について
●ポリビウス期
紀元前241年は、カルタゴとの第一次ポエニ戦争終結した年になります。
また、終了する紀元前210年はティベリウス・センプロニウス・ロングスが死亡した時期でもあり、始皇帝が死んだ時期でもあります。このゲームでは東方の漢民族国家と接する機会があり、その辺りの深さもこのゲームの特徴でしょう。この紀元前210年にどのような変化があったのかは現在資料を片付けてしまったので探すのが面倒なため見ていないのですが、この年かそれ以前に後のスキピオ・アフリカヌスがヒスパニア遠征を行う時期と被ります。ゲーム上では兵舎のアップグレードというのがモデルなので、あまり関係ないような気もしますが近いということで何か関係があるのではないでしょうか?紀元前210年のローマはハンニバルイタリア半島に居座っている時期で、そのことも関係しているのかもしれません。何しろハンニバルによって起こされた南イタリア諸都市離反の真っ最中だからです。つまり兵舎のアップグレードが可能になったのは、ハンニバルなどのカルタゴとの戦いに備えたスキピオ・アフリカヌスの装備の変更が反映されているのではないでしょうか?
ただ、なぜポリビウスなのか?
つまりポリビウスはカルタゴを滅亡させた小スキピオの従者として、また歴史家として知られている人物です。なんでローマ人でないギリシア人の歴史家の時期なの?と不思議です。

●マリウスの軍制改革
こちらの意味はRTWでもキャンペーンをプレイすると分かると思います。マリウスの軍制改革となっていますが、特にマリウスでなくても実行できるということが上記の条件で分かると思います。ただ、RTWの時のように統治者の建物最高レベルを建築したら即実行とは違い、実行するには中身が濃く、いい感じです。疑問点は何故紀元前172年なのか?この年はローマがカルタゴに勝利して和平条約を結んでおり、その内容でカルタゴの国境線はローマ元老院に委ねられるとし、カルタゴが戦争する為にはローマに許可を求めるという条約が結ばれたときです。ちなみにマリウスもまだ生まれてません。
なんでだろ?

マリウスの軍制改革によって、以下の建物がRomaに建築され、元々あった兵舎が破損している状態になっています。破損自体は補修できますし、改革以前のハスタティやプリンキペスといった兵士たちを訓練する事も可能です。
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この建築物が2つ建っているが中身が違うので注意(建物の説明も変わっている)


●帝政改革
未確認の為未記載