洲珠乃日記(すずない)

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ローマ 改革時の解説

前回投稿したローマについての記述が長くなりすぎたため、リンクして詳細をページを分けて見れるようにしました。


■改革の流れ
カミルス期→ポリビウス期→マリウス期→初期帝政期

■武具と戦法の流れ
胸当て→マニプルスの採用と鎖帷子→テストゥード(隊形)と機械兵器→軍隊の職業軍人


■ポリビウス期 改革時にヘルプが知らせる文章
●原文
The wars of the last decades and our continuous battles with non Italian powers have to proven fruitful in some way.Our consuls have perfected manipular tactics and our milites have adopted some of the arms and armour of our enemies after their value was taught to us by the mercenaries of the poenii and warriors of the celtae.


●翻訳
イタリアは、大国との数十年に及ぶ戦いで有益で実績あるものを必要としました。
我らの執政官は、三重の列を敷くマニプルスを完成させ、ポエニ地域の傭兵と、ケルト人の武器や鎧の一部を市民兵(ミリテス)に採用しました。

民兵:
この場合の市民兵とは寄せ集めの雑兵や奴隷の事ではありません。当時のローマでは職業軍人は少なく、戦争の度に市民を編成して戦っています。つまりギリシアのように市民が中心戦力となり、職業軍人はそれらの市民兵を指揮する少数派でした。


●カミルス期からポリビウス期へ変わる変化の内容
ハスタティ、プリンキペス、トリアリィ、エクイテス・ロマーニがポリビウス期になる。
レウェスが無くなり、ウェリテリスに変わる。

ハスタティには胸当てが追加され、盾も若干大きくなっている。
プリンキペスは武器が槍からグラディウスに変わり、鎖帷子を装備している。
はっきりした事は分からないが、近接戦闘での攻撃速度がアップしている可能性がある。
そして、攻撃力が3下がっており、代わって防御力が2上がっている。


■マリウスの軍制改革 改革時にヘルプが知らせる文章
●原文
The enormous expansion of our Res Publica has caused some massive changes within our society.The number of small farmers and potential conscripts for the army is in steady decline since the great slave-based Latifundia began spreading over Italia.Every new year it becomes more difficult to recruit the necessary soldiers to defend our interests against the countless enemies of Roma.The number of men that fulfil the property requirements shrinks continuously.Even in the field our mighty legions had to suffer from some setbacks.But now one of our best generals has recognized the problems and initiated a series of reforms to solve them and increase the overall performance of the army.


●訳文(分かりやすいように改変してます)
ローマにいる貧民階級は膨大な人数に拡大し、社会の一部に大きな変化をもたらしている。これまで軍の徴兵制度にあった小規模の農家は、大量の奴隷を使ったラティフンディウム(プランテーションのようなもの)によって生活が圧迫され、以来着実に減少傾向にある。近年ローマを脅かす敵は増加し、ローマの権益を守るために必要な兵士を募集するには難しい状態になってきた。それは徴兵制度にある一定の資産を持つものが兵士を募集する条件であり、その資産が少なくなって軍団をこれまでのように維持できなくなってきた為だ。特に騎兵戦力が不足するため、ローマ軍団は頭を痛めています。しかし、今私たちの最高司令官はこの問題を認識し、それらを解決し、軍隊の全体的な向上を目指す一連の改革を行っています。


●マリウス改革で変更したもの
兵舎自体が別になるので、建築物が増えることになる。新たにマリウス改革となって9つのユニットが増えます。都市Romaだけプリマ・コホルス・レフォルマタというマリウス期の第一大隊歩兵が生産可能です。また、この時点で初めて機械兵器が登場し、対人から対城を含めて4つの兵器が生産可能になります。


帝政ローマ 改革時にヘルプが知らせる文章
●原文
Things have changed dramatically and the republic is now only a part of our history.The countless civil wars have come to an end and the princeps is not longer only the first man of the senate, but rules the whole empire almost like a total monarch of the east.The size and organization of the army has adapted to the needs of the new era and is now a fully professional standing force of permanent units.The emperor is now its supreme commander and the military oath of the soldier bounds them only to him.


●翻訳
大きく変化した共和国は、現在私たちの歴史の一部に過ぎません。無数の内戦は終わり、第一人者はもはや元老院の最高位人物ではなく、東方世界の君主のように全帝国を支配するようになりました。軍の規模と組織は新しい時代に適応し、今では完全な職業軍人となっています。皇帝は軍の最高司令官であり、兵士達は皇帝にのみ忠誠を誓います。


●マリウス改革から変わったもの
未確認のため未記載