洲珠乃日記(すずない)

気ままな更新とサイドカーやゲームのブログ

プロイセンの進め方

イメージ 1


前回久しぶりにトータルウォーの事についてちょっと書きました。
TW:ROME2が発売すると言うことで久しぶりにETWをプレイしてみることに


そこで適当に選んだプロイセンが中々難しかったのでその進め方を書いていこうかなと・・・。
かなり今更な気もしますが、戦略、戦術両方ともVery hardで進めてみました。ちなみに私はETW中級者程度のレベルです。特に戦闘については素人もいい所で、英語翻訳も殆どしていませんし、走ったら疲れてたら幾ら威力が下がるとか、裏技のようなユニットの操作方法も知りません。自信ないので戦力が優位ならば自動戦闘する事が多く、主に内政面で時間かけております。つまり内政上げて基盤を整えて圧倒する事で勝利する事多し。


■方針-大陸の覇者となるまで-
・海外進出はしない。
・海軍は棄てる。
・技術は基本的に兵舎だけ上げてランクアップ出来るようにする事。
・上の過程で三段撃ちが研究可能になったらまずそれを完成させる。
・学校は増設しない。占領して手に入れても破壊する事。
・学校には三名まで技術者を入れて、後は技術スパイをさせる。
・技術スパイは大砲系を最優先、後は内政の農業と学校ランクアップ技術を優先的に。
・学校を増設しない代わりに都市の緑の建物(初めは音楽院)をランクアップして技術者の建物に全てする。
・変えても良いが、パリを占領するまで税率は真ん中と免税のどちらかを貫いた。
スウェーデンとは後半まで戦わない。
・同盟国を攻撃して各国を刺激してはいけない。


■私の経過したターン数
流れを私のターン数で言うと
・5,6ターン目にシレジア占領
・7ターン目にボヘミア、ウィーン占領
・8ターン目にクロアチア占領
・10ターン目にヴェニス占領
・17ターン目にババリア占領
・23ターン目にローマ占領
・26ターン目にジェノヴァ占領
・28ターン目にサヴォイ占領
・30ターン目にコルシカ占領
・34ターン目にヴェルテンベルク占領
・37ターン目にミラノ占領
・38ターン目にナポリ占領
・39ターン目にストラスブール占領
・41ターン目にパリ占領
となっており、ジェノヴァ占領辺りで収入は8000台。
パリ占領時には10000、裕福層に最高重税をかけると15000の収入になりました。

イメージ 2

侵攻ルート


■序盤
-同盟と交易-
あまりターン数に囚われて行動すると結構失敗します。注意しましょう。
さて初めに同盟と交易を各国に打診します。打診する国家は以下の通り。
ポーランドリトアニア
ハノーファ
ザクセン
この三国と必ず同盟を結びましょう。
こちらから戦争を仕掛けるか敵国が居なくなるまで彼らが攻撃してくる状況を避けましょう。この同盟の理由は彼らが大国の防波堤になるということです。例えばポーランドリトアニアオーストリアが宣戦布告してくると参戦要請をする事で強い味方となりますし、序盤にどうしても彼らにして貰わなければいけないことがあります。また、ハノーファはデンマーク、フランス、ネーデルランドといった国々から宣戦布告されない為の盾です。ザクセンオーストリアババリア(バイエルン)、ヴュルテンベルクといった国の防波堤になります。ちなみに初期はこのザクセンが非常に重要な国家となります。また交易をマラータ、オスマンどっちとも結べると心強いです。港が限界で結べない場合は上の三国を優先してください。


-戦争準備-
戦争が始まるのは時間の問題です。その為に必ずやっておきたい事があります。
まず、後々海軍を持った国と戦いたくなくても勝手に戦ってしまう可能性があります。この可能性を考慮して首都の交易港に1隻交易船の建造を命じて放置して置いてください。これで港を封鎖はされても破壊されず余計な費用が掛かりません。次に陸軍ですが気に入らない部隊があっても解散させず、狭いですが戦争になったらオーストリア領Silesia(シレジア)に首都からちょっとだけ通れそうな国境線部分があるのでここに部隊を集結しておきます。スパイを派遣すると分かりますがシレジアに敵の部隊がターンを重ねるごとに集結してくるはずです。ここを初めに叩きます!ちなみにすぐ左隣にオーストリア領Bohemia & Moravia(ボヘミアモラビア地方)があってここはスッカラカンになってますがここを攻めないように。なぜなら攻撃して移動できない間にシレジアの部隊が首都を直撃する可能性があるからです。また、初めから所有していて飛び地になっているKönigsberg(ケーニヒスベルク)の部隊もシレジアへ迎えるように国境線近くへ移動してください。またユニットの生産ですが両都市とも初めは都市開発にお金をつぎ込んでください。特に資金収入と治安を上げる緑、赤の建物を改築するように勤めてください。緑は日本語版でどう書かれているか分かりませんが、音楽院だと思われます。こちらを改良していくことで幸福度を上げれます。赤いのは裁判所のようです。これを挙げると治安度が上昇、民兵の招集が可能、生産スロットの拡大などの効果が発生します。この二つがしっかり機能すれば重税にしても住民の反乱は起りません。道路のランクアップは必須です。また、町の外の建築物は基本的にそのままで、ランクアップ以外する必要はあまりありません。一番の問題は大臣です。これをしっかりいい人にしましょう。それだけで貿易収入はあがり、法制度は整えられ、軍隊の編成費は安くなる。必ず改善するように。

さて、上の事は殆ど1ターン目か2ターン目に終らせておきたい所です。
建設は終らせるのではなく、建設開始しておけばいいのです。これらが整うと巨大な戦争の歯車が回りだしても内政的には落ち着いています。収入が3000を下回る状態になったら駄目だと考えて下さい。


-軍備の拡張-
3、4ターン目からは軍備を整えます。上に書いたようにオーストリアとの戦争準備ですが、開戦のカードは相手に取らせます。絶対に向こうから戦端を開きますので、それを待てば良いです。それまでに戦力を整えますが、まず戦闘が得意だ、という人は基本的に民兵で部隊構成して貰って良いです。初めから銃剣持ってるし、全体的な能力は正規兵に劣りますがコストパフォーマンスと数で圧倒しましょう。あと大砲は生産しなくて良いですというか序盤邪魔で、ゆっくりでも馬で移動できる大砲が出たらそっちを生産して既存の大砲はあまり要りません。ひたすら歩兵を揃えます。


-開戦からオーストリア戦終了まで-
さて、オーストリアから宣戦布告をされたでしょうか?ここでストップ!この時戦争をするのに同盟国の参戦を促しましょう。また、初期段階ではイギリスとは仲が良いので、オーストリアから宣戦布告した場合参戦しない事が多々あります。このチャンスを生かして下さい。これによって海路の利益は確保されます。ついでに、オーストリアが宣戦布告したらババリアも参戦するかもしれません。参戦してきたら倒さないといけませんが、ルートがあります。宣戦布告された場合はスパイでシレジアを探りつつ、首都の部隊だけで手に余るようでしたらケーニヒスベルクの援軍と共同してシレジアを攻撃しましょう。シレジアを確保したら左のボヘミアへ行きます。次にそのまま南下してウィーンを陥落させます。次に右のハンガリーですが、ここをポーランドに占領させます。もしくは割譲します。これによって後のオーストリア戦をポーランドに押し付け、こちらはヴェニスババリアの二方面で戦うように軍を別けましょう。この時注意が必要です。ヴェニスと開戦する前にスペインとフランスの同盟関係をしっかり確認しておきましょう。すぐに彼らとの戦争が始まるかもしれません。基本的にオーストリアとの戦争をプロシアポーランドオーストリアで戦うことが出来れば勝利は間違いありません。また、ウィーンを占領した後は南のCroatia(クロアチア)へ侵攻し、そのままヴェニスへ攻め入る形になりますが、結構ウィーンの治安が安定せずに不安定な状態が続くかもしれません。ここが反乱続きですと何かと面倒なので完全に安定させるようにしてください。長く掛かると思いますが、学校解体、工場ペナのある建物の解体、教会の建替え、免税などが考えられます。ちなみにこの時私は占領下のオーストリア領は全て免税にしており、収入源は基本的に首都とケーニヒスベルクのみで毎ターン3000以上あれば何とでもなりました。ただウィーンは反乱させないと住民反抗が長いのでワザと税収入をつけて反乱を誘発させるのも手です。


-南部ドイツ諸国とイタリア-
オーストリア戦が一段落すると今度は南部のドイツ諸国とイタリアでの戦闘が始まります。イタリア戦の流れとしてはヴェニス→ローマ→ジェノヴァ→サヴォイ→コルシカ→ミラノ→ナポリがいいかと思われますが、ミラノ、ナポリといったスペイン領は敵が少なく開戦後に軍備を整えだすのでヴェニス陥落頃から民兵主体の半軍団でも作っておけばジェノヴァやサヴォイを攻めながら民兵で制圧できるかと思います。ちなみにローマ戦は長引かせてもいいです。と言うのは北のババリア攻略部隊が順調かそうでないかでヴェニスを空に出来ないからです。ヴェニスから南の交易港、農場、教会を荒らしたり攻めてきた敵から都市防衛する事で足並みを揃えて進軍する事が可能です。イタリア戦で苦労する事は殆ど無いと思われます。変わって南部ドイツ諸国は苦労する事に。何故なら領土が近いため援軍として倍の敵と戦う可能性が多いからです。このためウィーンがもし反乱続きのまま攻撃を仕掛けると挟み撃ちと破産が貴方を苦しめます。これは避けましょう。また、面倒なことにこれら諸国がフランスと同盟を結んでいる場合があります。この場合は初めとんでもなく面倒です。


-フランス戦-
しかし上の事態はイタリア戦が落ち着くまでフランスとの戦いをなるべく避ける事で解決しやすくなります。と言うのもイタリアのアルプス方面からちょっかいを出すことで幾つかの軍団をフランス軍は南へ送ります。これによって北のアルザス・ロレーヌ地方が手薄になったところを攻撃する事でフランス軍を何とか倒せるはずです。ちなみにフランス軍、何故か騎兵が多いことがよくあります。なので榴弾を撃てて移動可能な大砲が一軍団に4部隊ほどあると、とても簡単に進めることが出来るかもしれません。


■ここまでが序盤だ!
さてここまでが序盤です。「えっ?」と思わないで、これまでの拡張で大陸の覇者にプロイセンはなる事が出来ました。次なる相手はネーデルラント、スペイン、イギリス、スウェーデンなどの海軍力ある国家達です。ちなみにこの時点で資金が潤いまくってヴェルサイユ宮殿が一年に2,3個建てられんじゃないかという位上がって来ているはずです。そう、パリ占領後は資金があるのにまだ領内整備をしたら更に収入を上げれる余裕が出来ると言う内政スキーには堪らないお時間です。そしてこの内政が中盤の大攻勢を支える基盤を作ることになるのです。


では序盤が終った所で区切らせていただきます。