NHK大河ドラマ太平記を観て
当時の大ヒットと言うだけあって非常に演技派な人々が参加しており、あまり興味の無かった私がこれは面白い、と思ってジッと観ることになりました。
太平記、と言われてもピンと来ない人もいると思いますが、戦国時代の織田信長によって滅亡した室町幕府を開いた足利尊氏のお話になり、二度目の元寇が起ったとされる1281年から4年後の1285年から話がスタートします。実際にはもう少し後ですが冒頭に安達泰盛が討ち取られる所から始まるのがこの太平記となり、元寇の話に興味を持っていた私としては久しぶりに見た名前となりました。というのもこの安達泰盛は鎌倉幕府の執権であった北条時頼、北条時宗親子と共に2度の元寇に関わる重要な人物だからです。この時私はあまり日本側ではなくモンゴル側からこの戦いを見ていたのでそれほど深く興味を持っていたわけではありませんでした。しかし冒頭から足立が出てきて一気に興味を引き立てられました。というのもいきなり知ってる日本の武将が討ち取られる所からスタートしたのですから笑
ともあれ話は鎌倉幕府の中で足利家が北条家に辛酸を舐める思いをしている所を強く再現されております。実際の武将がどうだったかは分かりませんが、演技をする以上俳優さんの声を私は非常に大事だと考えています。映画、テレビ、どちらでも人間に与える刺激は映像、動き、音になります。このどれかに違和感を感じると人は「ん?」と変な気分を感じるものです。サイレント映画ではないのですから音、声にも気を使わなければなりません。それがこの太平記では台詞を話す出演者たちの殆どが素晴らしく上手だと感じました。今では亡くなられた方も出演されていますが、この太平記は私の中で高評価できる和物の一つとなりました。
ともあれ話は鎌倉幕府の中で足利家が北条家に辛酸を舐める思いをしている所を強く再現されております。実際の武将がどうだったかは分かりませんが、演技をする以上俳優さんの声を私は非常に大事だと考えています。映画、テレビ、どちらでも人間に与える刺激は映像、動き、音になります。このどれかに違和感を感じると人は「ん?」と変な気分を感じるものです。サイレント映画ではないのですから音、声にも気を使わなければなりません。それがこの太平記では台詞を話す出演者たちの殆どが素晴らしく上手だと感じました。今では亡くなられた方も出演されていますが、この太平記は私の中で高評価できる和物の一つとなりました。