洲珠乃日記(すずない)

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ハヤスタンについて

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この記事ではハヤスタンの解説を行おうと思います。



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ハヤスタンと読むとなんだ?と思う人もいるかもしれませんが、アルメニアの事になります。
アルメニア人は自分たちの事をハイと呼び、国をハヤスタンと呼んでいます。
時代を考えますとアルメニア王国最盛期の再現をしよう!というプレイ内容になる事でしょう。


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古都バビロン

ハヤスタンセレウコス王朝が崩壊しはじめた時から拡大を始めたアルメニア王国です。
舞台はアレクサンドロス大王が死んでから約51年後の世界となっており、アレクサンドロス大王が亡くなったバビロンはすでに崩壊しつつあります。
東方世界で覇権を巡る戦いを繰り広げている間、遥か西ではローマとカルタゴが同盟を結んで一時の安定と拡大の機会を狙っています。
問題の東方世界では、ハヤスタン、ポントス、パルティアが手を結んでセレウコス朝に反抗を企てています。
まだ力を持ったセレウコス朝に領土が接触しているポントスとの戦いが激化しており、パルティアは東のバクトリアと協調と牽制をしながら領土の拡大を狙っています。
あなたは民族を率いてこの熾烈な戦いに身を投じなければなりません。
しかし心配しすぎることはありません、ハヤスタンは紀元前66年にその力を衰えさせるまで輝き続けた王国です!
周りは愚かな争いでハヤスタンの事を気にするものは殆どないと言ってもいいでしょう。
上手く漁夫の利が出来れば儲けもの、正面から戦っても優秀で気性の激しい民族性で乗り切ることがあなたに託されています。




■EBのシステム
EBでは建築物などがバニラと違って変更されている部分が多く、私もいまだ謎な部分が多数あります。
フォーラムの解説を見たところ、
・各省庁のクラスが決まっている 高1-2-3-4-5低
・どの勢力も同じような建築システム

以上の2点を考えて、一回どこかの勢力で勘さえつかめば簡単になると思います。



まず統治者の建物以外に重要な占領政策の建築物があります。
場合によって使い分ければいいのですが、前線で戦闘重視、あるいは募兵拠点として使うならば等級4の従属を建築します。建築期間1
変わって等級3の植民地は、経済重視になっているようです。建築期間3

兵舎は傭兵と地元軍の2つがあり、どちらも最高5段階となっています。
さて、ここで大事なのは募兵できる種類になります。
強力ですが一定の地域しか生産できないユニット。
平均的な弱小ユニットだが広範囲にわたって生産できるユニット。
このように多数出てくると思います。


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ハヤスタンでは一番活躍するのはやはり
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カヴァカザ・スパラバタ(カウカシア槍兵)

カウカシア槍兵は能力こそ低いものの、広範囲の地域で生産することが可能で兵の維持にも苦労しません。
暫くすると数段上のパルティア槍兵を生産できるようになるのですが、地域が東になってしまい東へ進まない限り集結するのが非常に難しくなってしまいます。


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コヴカシ・レルナリン・ネタジク(カウカシア弓兵)

カウカシア弓兵は初めから非常に優秀な弓兵として活躍します。
後に周囲で生産可能になるスキタイ、ペルシアといった弓兵よりも攻撃力が優れており、なにより安価です。


この2つのユニットでしょう。
以上の理由で進撃するために必要な基本ユニットとして上記の2つを多用することになります。


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忘れてはいけないのが傭兵
特に上記に書いたカウカシア槍兵では不安が常に付きまとうので、その為の保険。
有力な傭兵を列挙しておこう。
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ミストフォロイ・ホプリタイ(ギリシア古式ホプリタイ傭兵)

この傭兵はホプリタイという事で非常に防御に優れている。
特に敵を引き付けて時間稼ぎをさせるのに安心して任せられるユニット。
敵で登場した場合、正面を弓で射抜くには苦労する。


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ミストフォロイ・トゥレオフォロイ(ギリシア傭槍兵)

柔軟なユニットで、ローマのハスタティと同列に考えていい。
防御よりも機動戦で真価を発揮し、ギリシア系という事で防御も中々優れている。
全般的にカウカラ槍兵とは比べ物にならない優秀なユニット。


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タンヴァレ・パールシグ(ペルシア重装弓兵)

あんがい強いペルシアの重装弓兵。
先ほどのカウカラ弓兵よりも値段は高く傭兵であるものの、射程はカウカラ弓兵よりも長いため非常に使い勝手がいいです。
隊形も軍団兵のようにしっかりしており、カウカラ弓兵のように散開モードのように広がって場所をとることもありません。



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ハヤスタンの外交は非常に恵まれています。
ポントス、パルティア、セレウコスといった諸外国と初めから同盟を結んでいます。
変わって初めからサルマティアと戦闘状態にありますが、これは外交使節を送ってすぐに停戦させることが可能です。
このゲームではセレウコス朝は頑張れば簡単に大国になれますが、CPUが戦うとやはり歴史通り滅亡への道を転げ落ちていくことになります。
このため、セレウコス朝とだけ戦闘状態に入り、ほかの国とは戦わないようにするのがハヤスタンの帝国を築く絶対条件といってもいいでしょう。


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もちろんセレウコス朝を攻撃する理由もあります。
パルティア、ポントス、サルマティアと違い、やはりマケドニア帝国の一翼を担ったセレウコスが築き上げた領土です。
非常に豊かで人口が多く、占領すれば正に一攫千金と考えても間違いではありません。
何よりハヤスタンが初めにいる位置から真下には古都バビロンが栄えたバビロニアと首都セレウキアがあるのです!
首都セレウキアを占領すれば、そこはハヤスタンにとって楽園の国…
最終建築物の統治者の建物に大人口を獲得することが出来ます。
これでハヤスタンは時間さえかければ一大帝国を築くための完全な地盤を手に入れたことになります。


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占領する場所を文字で書いてもわかりにくいので、画像を載せることにしました。
緑の○が首都
赤の○が攻略すべき都市

おそらくパルティアがこちらの欲しい領土を奪おうとやってくるので、これに気を付けてゲームを進めてください。
そしてセレウキア、バビロンを手に入れたら迷わずペルシャ湾につながるCharax(恐らくカラクギリシア語Χάραξ)を占領して貿易路を確保します。
そのまま南のGerrha(恐らくジルハ アラビア語جرهاء)を占領すれば南のセレウコスはいなくなりアラビア半島を掌握するのも簡単でしょう。

後は小アジア、南のエジプトへ侵攻するか、東のパルティア、バクトリアとの戦争に集中すればいいでしょう。
小アジアを抑えればハヤスタンの勝利は確実なものになるでしょう。