洲珠乃日記(すずない)

気ままな更新とサイドカーやゲームのブログ

第九軍団のワシ(英:The Eagle of the Ninth)


作品の評価は↓        ☆5が最大
この作品を観ての私の評価 ☆3


センチュリオンに続いてローマ物語、ブリタニアでのお話がまた登場しました。
題名にある第九軍団(ブリタニア駐屯中に大損害を出した)が損害を受けて約20年後の世界が設定となっています。
前回センチュリオンではロリカ・セグメンタタが一番格好いいのでは?と書かせていただきました。
今回は製作が違うのか装具が違うものが観られますし、配役にもかなり気をつかったようです。


私としては見所というか気になった部分は前回と同じ装具についてです。
今回は話の中では、
服:赤か赤茶のチュニカ
兜:センチュリオンと同じインペリアル型
鎧:将校は筋肉鎧で革製?、兵士は革製のロリカ・セグメンタタ? 海外ドラマROMEや映画キングアーサーで将校が着ていたものに似ている
楯:スクトゥム(茶色)、ペルテ(小楯 蛮族)
剣:グラディウス
短剣:プギオ
槍:ハスタ、ピルム
斧:蛮族

ローマ側だけでもこのように登場しています。
とりわけ興味を引いた部分を書いていきましょう。

槍:
特にハスタの方ですが、造ってるシーンが登場します。
ハスタの特徴である葉っぱのような形もしっかり再現されてます。
といってもギリシアとさほど変わらないのかも。



盾:
この映画のスクトゥムは中々注目すべき点があります。
それは楯の表面に鷲の羽根の装飾をつけているものです。
大抵の場合楯の表面に書かれている事が多いのですが、この映画では貼り付けてあります。
すごく良い感じです。
イメージ 2



鎧:
将校は筋肉鎧を大抵着ており、兵士はロリカ・セグメンタタといった感じです。
途中さりげなく主人公もセグメンタタを着ているシーンがあります。
また、注目すべき点は背中や胸の部分で閉じるため器具が見える点です。
背中の方には革紐で縛るシーンが登場しますし、胸の方には金具がみられどのように装具を着ていたのかの再現もされています。
あまりみられないシーンなので興味深い。
イメージ 3


基本的に映画全体の明るさが暗いので映画を見ないと確認しにくい部分が多々あります。
武器の紹介はこの辺りで。
チャリオットも登場するし中々珍しく道具にも力の入った作品であることは間違いないでしょう。
では今回はこの辺りで。