洲珠乃日記(すずない)

気ままな更新とサイドカーやゲームのブログ

Best 75 Tank

最近色々な過去の兵器に興味を持ち、それらの性能や写真などを調べたりもしています。
最近一番のお気に入りは
イメージ 1
best75 tank
芋虫にアダムスキー型のUFOでしょうか?載っています。
武装ははっきりとはしていませんが7.62mm機関銃数丁に37mm大砲が2門と考えられています。
手前に写っているのはおそらくアメリカ兵で、第一次大戦西部戦線に1917年に戦線に試験投入。
その後終戦によってアメリカへ戻され、カリフォルニアの国境警備部隊などに一時配備され、その後分解されたようです。
名前の由来は、この車体がbest75というベスト社のガソリンエンジン搭載トラクターの名前から取っているようです。
↑この部分は下記の修正で変更しています。
このトラクターから複数の戦車が製造されたと思われます。
軍部はこの戦車を認めず、量産はされませんでした。
 
 
ホルト製造会社のwikipedeia説明文 英語
 
 
この戦車の形は素晴らしい。
他に、もっとオームみたいな戦車もありますが、それよりもこちらのほうが気に入りました。
私の心に深く記憶された素晴らしい戦車です。
         best 75
 
         1917 Holt 75
 
上が戦車の中身画像で見た車両と似ているためこちらかと思われます。
下のはちょっと違いますね しかしこちらのほうが鮮明にホルトエンジンの動きや操作を確認できます。
操縦は大変なようですね。
 
 
補足
ちなみにややこしいのですが、Best 75は複数同名で製造されており混同してしまう恐れがあります。
ここで取り上げたのは上記画像のBest 75です。
 
■車体について 修正
前回車体についてHoltトラクター75の車体のものと記載しましたが、Holtとほぼ同じような会社で
C. L. Bestというトラクター会社を見つけました。
後にこの会社を設立したクラレンス・レオ・ベストは、HoltトラクターをM&Aで併合。
後に現在のキャタピラー社を作り上げた人でもあります。
Holt75かと初めは考えていましたが、よく似た製品を作っていた事、社名がBestである事を考え。
Best 75の車体はC. L. Best社の物であると判断しました。
C.L.Bestのwikipediaページ 英語
 
■追記
他の写真では、砲塔部分に当たるアダムスキーが回転する可能性があることを確認しました。
前と後ろに一門出ており、合計2門の砲が前と後ろではなく側面から突き出している写真を見つけたためです。
当時砲はほぼ固定されており、現代戦車のように360度旋回する物は殆ど無いといっても過言ではありません。
戦艦なども当時は左右に同クラスの砲を配備する事で制限のある旋回砲塔の死角をカバーしようとしていました。
 
もう一つの可能性として、アダムスキー自体は固定で、砲をいったん中に収納して別の穴に差し替える
というのが考えられます。
この辺りのことに関しては記事を発見していないので不明なままです。